デビルスティック

デビルスティック画像

デビルスティックメタリック赤



デビルスティックは、見たことはあるが名前は知らないという人が多い道具である。
2本のスティックを両手に持ち、それで1本の棒をまるで生きているかのように操るというジャグリング道具。重力に逆らうような動きをするのではじめてみると手品だと思う人も多いようである。棒の変わりにテニスラケットやほうきなどを使っているのを見たこともある。

またバトンのように手で回したり、クラブのように投げたりもできる。
見た目のわりに難易度は高く、アイドリングやプロペラは慣れるまで結構な時間がかかる。曲に合わせての演技が難しいこと、大きいカバンにしか入らないことなど、色々と報われない印象である。

市販品はスターやトライゴンの人気が高いと聞く。メタリックは若干摩擦が低いので注意。長さはほとんどのものが70cm弱で、大きく外れるものはない。ハンドスティックにも一応バリエーションがある。
デビルスティックに似たフラワースティックというものもあり、こちらはセンタースティックの先端に房がついているため、独特の動きをする。回転スピードが遅く、ハンドスティックを房にひっかけることができることから、多少とっつきやすい。
価格はどちらも3000円〜8000円程度である。
ファイヤーデビルスティックなるものもあるが、灯油で滑りやすくなるため注意が必要とのことだ。

デビルスティックは自作が可能で、簡単に良いものを作ることができるため、何を買うか迷ったらとりあえず自作すればよい。ハンドスティックさえ作ってしまえば、あとは棒切れや三角コーンを叩くこともできる。

日本記録としては、デュアルアイドリング13分46秒、デュアルプロペラ42分6秒などがある。フラワースティックではデュアルプロペラ1時間4分10秒という記録もある。

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